「会わなくていいから裸の写真送れ」2


小平市の中学校の理科教師の男の悪業はこれだけでとどまらない。

逮捕でわかったあれこれ

この男の家宅捜査を行なった警視庁少年育成課は、男が独り暮らしをしていた小平市小川西町のマンションで、パソコン4台と携帯電話、ビデオカメラ3台、DVD150枚を押収した。
寝室のベッド脇の棚の3つの保存ケースに納められていたDVDには、13歳から22歳くらいまでの女性99人に男がわいせつ行為を行なっている映像が記録され、それぞれに撮影日や撮影に使ったカメラ名、撮影した少女の年齢や学校名などを書き入れたラベルが張ってあった。

プロフの14歳から15歳に狙いをつけていた

そのうちの18歳未満の75人はほとんどが14歳から15歳で、男に睡眠導入剤を飲まされ意識が朦朧とした状態でわいせつ行為をされている様子を撮影されてDVDに記録されていた。
また、パソコンと携帯電話には、1800人分のメールアドレスのほか、ファイル共有ソフトWinnyを使ってダウンロードした、「女子高生もの」や「少女がクロロホルムで眠らされ乱暴される」などの動画を入れていた。

ビデオで見ていて自分も始めた

警察庁少年育成課の取り調べで、男が中高生が売春する市販ビデオを10年ほど前から手に入れて楽しんでいて、「ビデオでは、自分がいつも教えているような子が性交をしていて、授業で見ている女子生徒の顔と、裏の顔のギャップを見るようで興奮した」と、女子中高生に対する強い性的関心を吐露していたことがわかっている。

インターネットで出会い系サイトがはやり始めると、男は自分の性の欲望の対象として中高生を漁りはじめ、出会い系に書き込んで売春をする「援助交際」女子中高生とのわいせつ行為の隠し撮りをはじめる。

出会い系の規制が強まると、多くの女子中高生が利用するプロフに場所を移して書き込みを行ない、さまざまな手練手管を駆使して中高生を誘い出すようになった。

メールを送りつけて脅迫を繰り返しながら深みに引きずり込んでカネと引き換えに寝るように脅し、売春の罪の意識を持たせてホテルなどに呼び出し、わいせつな行為を終えると払う金を値切ったり、「バラすぞ」と脅して金を払わず逃げたりするなど、やりたい放題の態度をとっていたようだ。

女子中高生の心理・行動を巧みに利用

男は、「プロフは中高生と出会える確率が高いので、利用するようになった」「言いなりになるので、14、15歳の少女を探していた。後でDVDを見て楽しんだ」などと供述している。
中学校で接している女子生徒と売春をする女子中高生の二種類の顔を知った男は、職業柄熟知している女子中高生の反応の仕方や心の揺れを利用し、巧みに揺さぶりをかけてホテルに誘い出し、首尾をとげたあとも弄び手玉に取っていた。

逮捕理由は児童福祉法違反だが、わかっているだけで、準強姦、児童ポルノ禁止法違反(児童買春)、児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ単純製造)などの余罪があるとみられている。

さらに続

14 Nov, 2011 | kobakn
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